季節のおすすめ

 

立春(2月4日頃)

 

一年で最も寒い季節ではありますが、立春を迎えると暦の上ではもう春。旧暦ではお正月が立春の頃と重なっていたため、新しい年の始まりでもありました。春のお祝いの席にも相応しい、はまぐりとちぎり餅の器をご紹介いたします。

 

蛤は対になっている貝殻しかぴたりと合うことがないため、夫婦円満や良縁を象徴する縁起の良いモチーフです。蛤形の絵柄に、春の絵柄(桜と柳)をほどこしました。柄の入っていない無地もございます。

 

写真右の器は、ひな祭りのお菓子「ひちぎり(ひちぎり餅、ちぎり餅)」を象った器です。

ひちぎりは、子供の健やかな成長を祝う戴餅に由来すると言われています。愛らしい形の器で、組み合わせ次第で様々な用途にお使いいただけると思います。

 

 

■蛤小皿 桜に柳  上代1400円

■はまぐり小皿  上代950円

■CA-P123  上代850円

■旬彩JB-409  上代980円

 

雨水(2月19日頃)

 

少しずつ気温が緩み始めるころ、雨水の季節を迎えます。

降る雪が雨に変わり、冬の間に積もった雪や氷もとけて流れ、乾いた大地や大気が潤い始める時期です。

この季節にご紹介いたしますのは、ガラスの銘々皿です。クリンカー加工という、微細なガラスの粒を表面に焼き付けた細工が、透明感を引き立て、みずみずしい彩りを添えます。

■光雅高台五寸皿  φ150×31h  上代1800円

 

啓蟄(3月6日頃)

 

冬ごもりしていた虫たちが土の中から出てきて動き始める季節です。草木も次々に花を咲かせるなど、景色がだんだんとカラフルに、明るくなっていきます。

華やかさと春の香りを感じるちらし寿司も、ガラスの器に盛り付けるとキラキラと反射して一層鮮やかに映ります。

大胆なカットが美しいこちらの器は、下の画像のように重ねることもできます。また、蓋つきのキャニスターとしても販売しております。

■ヴァルカンNo.203  φ91×55h  上代850円

■ヴァルカンNo.702  φ93×90h  上代1400円

 

春分(3月21日頃)

 

昼と夜の長さがほぼ等しくなるとされている春分の頃。次第に伸びていく陽の長さや、春のお彼岸、桜の開花宣言など、いよいよ春が来たことを実感できる時期です。春らしい桜色の小さな器をご紹介いたします。

■旬彩JB-409  φ53×40h  上代980円

■旬彩JB-412  φ71×35h  上代980円

■旬彩珍味No.3 JB-406  80×62×28h  上代1100円

■旬彩JB-418  φ72×33h  上代980円

■旬彩JB-415  φ72×32h  上代980円

 

清明(4月5日頃)

 

ぽかぽかと暖かい気候に、澄んだ空気、草花の明るい景色が広がる清明の季節。この季節にご紹介いたしますのは、清々しい新緑の季節から盛夏にかけてお使い頂ける、帽子型の青もみじの器です。

青々とした、生命力あふれる青紅葉を器に落とし込みました。そうめんを泳がせたり、氷を張ってお刺身を盛り付けたりと、様々な演出をお楽しみいただければと思います。

 

■CA-P550 青もみじ  φ200×91h  上代4000円

■あさつゆグイ呑み大  φ52×57h  60㏄  上代1300円

■あさつゆ箸置き  上代400円

 

穀雨(4月20日頃)

 

日増しに強くなる暖かな日差しと、しとしとと降る春雨が恵みとなり、穀物や草木がぐんぐんと成長する穀雨の季節。

旬の食材であるよもぎは、食用のみならず薬草としても珍重されてきました。その独特の香気も特徴の一つとなっています。蓋を開けた時にふわりと立ち上るよもぎの香りに、さわやかな季節が感じられます。

写真にある蓋は非売品ですが、組み合わせのご提案として使用いたしました。青山硝子では、組み合わせによって、様々なシーンでお楽しみいただけるようなものづくりを心がけております。

■ヴァルカンNo.500  φ210×50h  上代2200円

重ねることもできます。

 

立夏(5月6日頃)

 

GWも終わるころ、季節は立夏を迎えます。夏の到来です。

蒸し暑い日が増えてくると、飲みたくなるのがビール。

深まる緑、若葉の香り漂う中、心地よい風を感じながら頂くビールはなんとも格別。少しオシャレに、細足のワイングラスでいかがでしょうか。薄い生地で飲み口も良く、香り立つようなクラフトビールや、日本酒にもおすすめです。

■バッカス340-1  φ57×215h 360cc    上代2200円

 

 

小満(5月21日頃)

梅雨入り前のわずかな爽やかな期間ですが、農作物が成長し、草木や虫など、生命が満ち溢れんばかりに躍動する時期です。

これから旬を迎えるじゅんさいを使った一品を盛り付けたのは、コロンとした丸形の、薄口の小鉢。お料理を品良く見せてくれます。パントエッチングで描いた花唐草が華やかです。

■MC-502 φ86×60h    上代2500円

 

芒種(6月6日頃)

 

芒種とは聞きなれない言葉ですが、「芒(のぎ、ぼう)」はイネ科植物の穂先にある毛のような部分のことで、稲など芒をもつ穀物の種をまく時期、という意味があるそうです。

各地の梅雨入りが続々と発表され、蒸し暑さを感じてくるのもこの頃です。

湿度が高く、体まで重くだるさを感じがちな梅雨は、冷抹茶でリフレッシュ!

抹茶は茶葉をすり潰して粉にしているので、茶葉の豊富な栄養素をまるごと取り入れることができます。

難しく考えず、日常にも気軽に取り入れていきたいですね。

■抹茶碗 GM-155  φ153×51h  上代1500円

■あさつゆ No.17  125×125×23h  上代900円

 

夏至(6月21日頃)

今日は昼の長さが一年で最も長くなる夏至です。とはいえ、梅雨の真っ只中でせっかくの太陽も隠れていては、あまり実感できないかもしれませんね。

今回ご紹介いたしますのは、冷やし中華やそうめん、蕎麦などの冷たい麺類におすすめの、少し深さのある大きめのお皿です。

涼やかに見えて夏らしいアイテムです。シンプル過ぎず、合わせるものによって、色々とお楽しみいただけると思います。

 

■50-230  φ230×50h  上代1400円

■08308HS70切子(向かって右から2番目)  φ59×115h  240㏄  上代1050円

 

小暑(7月7日頃)

 

7月7日の七夕の頃、二十四節気では「小暑」を迎えます。梅雨が明け、本格的な夏が始まる季節です。

涼し気な「あさつゆ」シリーズの長皿は、和食だけでなく、ビールやワインのおつまみ、オードブルにもおすすめです。

 

■バッカス310-1 φ56×170h 330㏄ 上代1900円

■あさつゆ No.14 240×90×30h  上代1600円

 

大暑(7月23日頃)

猛暑日が続いている今年の夏ですが、暦の上でも「大暑」という夏らしさが極まる時期に入りました。この暑さではすっかりバテてしまいそうになりますが、旬の食材を使ったお料理と、冷たく喉越しのいい日本酒で、夏場の涼をとってみてはいかがでしょうか。

見た目にも涼しく、薄口で口当たりの良いガラスのぐい呑みのご紹介です。

 

■バッカス60-5  φ40×61h  70cc  上代1400円

■徳利No.140(向かって右端) φ33×130h 140㏄  上代1400円

 

立秋(8月7日頃)

 

立秋を迎え、暦の上では秋に入りました。

実際にはまだまだ暑さの続く時期ですが、雲の形や風の香りなど、ふとした瞬間に秋へ向かう気配が感じられるかもしれません。

この時期のおすすめは、溜まった夏の疲れを解消してくれそうな、ひんやりと涼しい一品です。夏野菜の冷やし煮物をガラスの蓋物に盛り付けました。こちらの形は、無地、金付、消金、緑消金の4タイプございます。その他、切子の蓋物もご用意しております。

■十草蓋物金付  φ120×85h  上代2700円

■(左から)十草蓋物<2200円>、十草蓋物金付<2700円>、十草蓋物消金<3000円>、十草蓋物緑消金<3500円>

 

処暑(8月23日頃)

日中は暑さが残っているものの、朝夕は過ごしやすい日が増えたり、夜風にのって虫の声が聞こえてきたりと、秋らしさを感じる日も増えてきました。

涼し気な夏の器から、少し華やかなものへ、、、色とりどりの四季の花々を纏った、カクテルグラスのご紹介です。

桜、藤、楓、萩、菊などがちりばめられています。

植物の色にはグラデーションも施され、移り行く季節も感じられるように思います。

カクテルグラスとしても、和食の前菜やデザートの器としてもお使い頂けると思います。

■華づくしカクテルグラス φ76×165h 120㏄  上代3900円

白露(9月8日頃)

 

涼しい風に肌寒さも感じる季節になりました。

昼夜の気温差が大きくなると、空気が冷やされ草木を濡らす露を置きます。この秋の露は「白露」と表現され、二十四節気のひとつとなっています。

9月9日は菊の節句とも言われている重陽の節句です。本来、旧暦の9月9日に行われていたので、新暦では10月中頃にあたり、晩秋の花である菊がちょうど見頃を迎える時期です。

不老長寿を願って、菊づくしのコーディネートはいかがでしょうか。

菊底の浅鉢と菊切子のビールグラスをご紹介いたします。華やかな「香菊」シリーズとの組み合わせもおすすめです。

 

■菊底浅小鉢  φ125×40h  上代1000円

■細32天開菊切子  φ55×97h  150㏄  上代1800円

■菱重ね箸置  49×28×10h  上代550円

■「香菊」シリーズ

 

秋分(9月23日頃)

秋のお彼岸が過ぎ、一気に涼しくなりましたね。

秋分で昼夜の長さが同じになり、以降、少しずつ日が短くなっていき、冬に向かっていきます。

今回ご紹介いたしますのは、オパール生地の器です。秋の食材、栗を使ったのあんみつを盛り付けました。黒いお膳の上にのせて、月夜のイメージに・・・。

甘味やデザートにおすすめの、青山硝子の看板商品のひとつです。

(※オパールの商品は廃番になりました。)

■375オパール φ125×60h  上代1100円   (在庫終了)

■バッカス60-1 φ48×61h 60㏄  上代1300円

 

寒露(10月8日頃)

 

ぐっと秋が深まってきました。空気が澄んで月が綺麗に見える季節ですね。夏のイメージが強い硝子の食器ですが、こんな月の満ち欠けを表現したグラスは、今の季節にもちょうど良いのではないでしょうか。ショットグラスですが、食前酒や、オードブルの器にもおすすめです。

 

■バッカス50-2  φ35×104h  50㏄  上代1300円

 

霜降(10月23日頃)

朝晩はだいぶ冷え込むようになりました。二十四節気では、霜が降りるという意味の「霜降」という季節です。

この頃の楽しみといえば紅葉狩り。昔の人は、時雨や露、霜によって葉が染められるのだと考えたようです。

真紅に染まった紅葉のような赤いグラスは、先付や前菜などにおすすめです。今回は柿なますを盛り付けました。

■GT-502 金彩  φ98×95h 上代4100円

 

立冬(11月7日頃)

早いもので立冬を迎え、季節は冬に入りました。

冬と聞くと、日に日に増していく冷え込みや、枯れた木々など、少し寂しさも感じる冬景色をイメージしてしまいますが、クリスマスやお正月など、イベントの多い季節でもあります。

今回はそんなイベントのテーブルに楽しさを添えるディナーベルをご紹介します。ガラスの音色が美しく響きます。

 

 

■ディナーベル BL  φ55×135h  上代2500円

■ディナーベル PK  φ55×135h  上代2500円

■ディナーベルネコ  上代1500円(ディナーベルネコは在庫終了)

■キューブNo.70 70×70×73h  上代1100円