◆立春(2月4日頃)
一年で最も寒い季節ではありますが、立春を迎えると暦の上ではもう春。旧暦ではお正月が立春の頃と重なっていたため、新しい年の始まりでもありました。春のお祝いの席にも相応しい、はまぐりとちぎり餅の器をご紹介いたします。
蛤は対になっている貝殻しかぴたりと合うことがないため、夫婦円満や良縁を象徴する縁起の良いモチーフです。蛤形の絵柄に、春の絵柄(桜と柳)をほどこしました。柄の入っていない無地もございます。
写真右の器は、ひな祭りのお菓子「ひちぎり(ひちぎり餅、ちぎり餅)」を象った器です。
ひちぎりは、子供の健やかな成長を祝う戴餅に由来すると言われています。愛らしい形の器で、組み合わせ次第で様々な用途にお使いいただけると思います。
■蛤小皿 桜に柳 上代1400円
■はまぐり小皿 上代950円
■CA-P123 上代850円
■旬彩JB-409 上代980円
白露(9月8日頃)
涼しい風に肌寒さも感じる季節になりました。
昼夜の気温差が大きくなると、空気が冷やされ草木を濡らす露を置きます。この秋の露は「白露」と表現され、二十四節気のひとつとなっています。
9月9日は菊の節句とも言われている重陽の節句です。本来、旧暦の9月9日に行われていたので、新暦では10月中頃にあたり、晩秋の花である菊がちょうど見頃を迎える時期です。
不老長寿を願って、菊づくしのコーディネートはいかがでしょうか。
菊底の浅鉢と菊切子のビールグラスをご紹介いたします。華やかな「香菊」シリーズとの組み合わせもおすすめです。
■菊底浅小鉢 φ125×40h 上代1000円
■細32天開菊切子 φ55×97h 150㏄ 上代1800円
■菱重ね箸置 49×28×10h 上代550円
■「香菊」シリーズ